最近、後継機のLogicool G PRO X 2が登場して話題になっています。
そのせいか「初代G PRO Xって今さら買ってどうなの?」「型落ちじゃないの?」と思ってる人も多いはず。
でも――
✅ 結論から言うと、「今でも全然アリ」です。
理由はシンプルで、
・音の定位感がFPSに超強い
・マイクの音質もまだまだ現役
・そして何より、作りがガチで頑丈だから。
僕はこのヘッドセットを3年間、毎日ゲームで使ってきました。
FPS、オープンワールドRPG、ゾンビゲーなどいろんなタイトルをやってきた中で、
「これはまだまだ使えるな」と本気で感じてます。
🎧 G PRO Xシリーズ比較:初代(有線/無線)とG PRO X 2をざっくりチェック!
項目 | G PRO X 有線版 | G PRO X 無線版 | G PRO X 2 |
---|---|---|---|
接続方式 | 有線(USB/3.5mm) | 無線(LIGHTSPEED) | 無線(LIGHTSPEED)+有線対応 |
サウンド技術 | DTS Headphone:X 2.0 | DTS Headphone:X 2.0 | GRAPHENE 50mm ドライバー |
マイク性能 | BLUE VO!CE(着脱式) | BLUE VO!CE(着脱式) | 強化版 BLUE VO!CE |
重量 | 約320g | 約370g | 約345g |
バッテリー | – | 最大20時間 | 最大50時間 |
価格帯 | 約15,000円 | 約30,000円 | 約35,000円 |
セール時価格 | 約11,000円前後 | 約24,000円前後 | 約30,000円前後 |
向いている人 | コスパ・有線派 | 無線・コスパ派 | 快適性・高音質重視 |
ここからは、僕が3年間使い倒して感じた有線版G PRO Xの良かったところ・イマイチだったところを率直にレビューしていきますね。
🎮 実際どうだった?G PRO X(有線)の「良かったところ」
3年間、いろんなゲームをこのヘッドセットでプレイしてきた中で、特に「ここはマジで良かった」と感じたポイントをまとめます。
✅ 1. FPSでの“音の定位”がめちゃくちゃ正確
フォートナイトやAPEXをやってると、「今の敵、どっちから来た?」っていう一瞬の判断が超重要。
G PRO Xはその定位感がほんとに優秀で、
足音が右上から聞こえる
この壁の向こう側に敵いるな
みたいなのが自然と分かるんです。
これがあるだけで、撃ち合いの勝率マジで変わります。
特に印象に残ってるのが、フレンドのプレイを観戦してたときのこと。
同じ映像を見てるのに、僕は「今、敵が右後ろにいる音した」ってすぐ気づいたのに、フレンドは全く気づかずやられちゃったんですよね。
その時「あ、やっぱこのヘッドセット、音の差で生き残れるんだな」って実感しました。
✅ 2. ゾンビゲームの“没入感”がエグい

定位だけじゃなくて、音の立体感・広がりがすごくて。
特にゾンビゲーとかホラー系をやるとき、G PRO Xはまさに「音でビビらせてくる」レベル。
背後でゾンビが追ってくる音
暗闇から遠くで聞こえるうめき声
こういう細かい音がクリアに聞こえるから、まるでゲームの中にいる感覚になる。
イヤホンじゃ絶対に味わえない没入感です。
✅ 3. マイクの音質がクリア
マイクは「BLUE VO!CE」に対応してて、声がかなりクリアに届く。
実際、フレンドから「なんか声良くなった?」って言われたこともあります(笑)
ノイズが少なくて、環境音も拾いにくい
ボイスチャットでも声がこもらない
だから、VCで連携が命のFPSでもストレスなし。
✅ 4. FPSだけじゃない!音楽や映画もクリアで臨場感たっぷりに楽しめる

G PRO XはFPSゲームでの音の定位が優れているのはもちろんですが、音楽や映画鑑賞でもその実力を発揮します。
クリアで抜けの良い音質に加え、低音がしっかり響くため、重厚感のあるサウンドが楽しめます。
そのため、細かい音のニュアンスはもちろん、ベースやドラムなどの低音楽器の存在感も感じられ、映画の爆発音や迫力あるシーンも迫真の臨場感で味わえます。
ゲームだけでなく、普段から音楽をじっくり聴いたり映画の世界に没入したい人にもぴったりなヘッドセットです。
✅ 5. 作りが頑丈で、毎日使っても壊れなかった(保証対応も◎)

これ、地味だけどめちゃくちゃ大事。
僕は3年間、ほぼ毎日使ってきたけど、イヤーパッドもフレームも全然ヘタれてないです。
- 金属フレームでたわみにくい
- イヤーパッドが合皮で、劣化も少ない(メッシュ版もあるので蒸れない)
- コードも断線なし(さすが有線特化)
実は1年半くらい使った頃に、右側の音が急に聞こえなくなる不具合が一度だけあったんですが、
Logicoolのサポートに連絡したら保証で無償交換してもらえました。
スムーズに新品が送られてきて、対応も丁寧だったので「サポート含めて買ってよかった」と思えた瞬間でした。
⚠️ ここは惜しかった…G PRO X(有線)の「イマイチだったところ」
どんなに完成度の高いヘッドセットでも、やっぱり使ってる中で「うーん…」と感じる部分はあります。
G PRO X(有線)で僕が感じたのは、以下の2点です。
❌ 1. やっぱりコードが邪魔になるときがある(でも充電いらず)
普段のプレイでは気にならないんですが、ちょっと席を立ちたいときや、姿勢を変えたいときにコードが引っかかるんですよね。
ゲーム中に飲み物を取りに立ち上がろうとして「うわ、引っかかった!」
コードに腕が触れて「あ、なんか気になるな〜」みたいな小さなストレス
無線ヘッドセットの「自由に動ける感覚」と比べると、どうしても有線の“つながれてる感”は出てしまいます。
ただその反面、「充電しなくていい」という安心感は大きなメリット。
プレイ前に「バッテリー残ってるかな?」って心配する必要もないし、
長時間のゲームでもバッテリー切れの心配ゼロ。
個人的には「軽い煩わしさ」と「充電不要の快適さ」、どちらを取るかで好みが分かれるポイントだと思っています。
❌ 2. 持ち運びには正直向いてない
G PRO Xって、見た目も高級感あってカッコいいんですが、折りたたみができないタイプなので、
「ちょっと外に持っていきたい」とか「場所を移動しながら使いたい」ってときには不便なんですよね。
特に有線だと、
- コードをまとめるのが面倒
- カバンに入れると嵩張る
- 絡まりやすい
という感じで、据え置きで使う人には最適だけど、持ち歩き前提の人にはおすすめしにくいかも。
ただ、あくまでこれは“有線モデルならでは”の弱点なので、
音質や性能を重視する人にとってはそこまで大きなデメリットにはならないとも思います。
✅ まとめ:G PRO Xは“音を武器にしたいゲーマー”に刺さる一本

3年間、毎日のように使い倒してきたからこそ言えるのは、Logicool G PRO X(有線)は間違いなく“音で勝ちたい人”におすすめできるヘッドセットだということ。
✅ 音の方向がハッキリ分かるから、FPSで生き残れる確率が上がる
✅ ゾンビゲームの「突入感」がヤバいほどリアルで没入できる
✅ 音楽や映画もクリアで臨場感たっぷりに楽しめる
✅ 装着感もよく、長時間つけてても疲れにくい
✅ 頑丈かつ保証対応も丁寧だから、安心して長く使える
一方で、
❌ 有線ゆえにちょっとした動きにコードが煩わしい場面もある
❌ 持ち運びやすさはイマイチ
でも、その代わりに「充電不要」「安定接続」「高音質」というメリットがしっかりついてきます。
🎯 こんな人におすすめ!
- APEX・フォートナイトなど、音で差がつくFPSをやっている人
- PCやPS5、据え置き環境でじっくりゲームするタイプの人
- 「無線よりも安定性・音質重視!」って考えのゲーマー
- ゲーム以外でも音楽や映画を高音質で楽しみたい人
- コスパ重視で、プロも使ってる信頼できるモデルを選びたい人
「G PRO X 2」が出た今でも、初代有線モデルは“完成された一台”だと感じています。
この価格帯でここまでの性能を求めるなら、まだまだ現役でイケる一本です!
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